邦題が良くない。「リミックス」だと続編にならないだろ。
初作の母親からの最後のプレゼントが「Awesome Mix VOL.2」。
これをラストでセットして、次作「VOL.2」に続いていく訳じゃない?
日本人にもカセットテープは一定年齢以上からは非常に馴染み深いもので、70年代~80年代を愛する文化の元に本作のノリがある訳なのに。
こういうとこ気にしないんだよな配給会社は…。
で内容は次々と繰り出されるシリアスとギャグとバトルの繰り返しで凄い面白い。
グルートが指とか義眼とか持ってきて気分悪い人もいるんだろうなーとは思うけど、人のハンデを巻き込んで笑いにするってのは特にハリウッド映画でよく見るし。
それがダメだったら、テイザーフェイスも笑えなくなっちゃうし。元々の文化が違うって事ですね。
今回はロケットにはあんまり焦点が行かず、主にスターロード周辺のエピソード固めだった、
特にヨンドゥとの関係が初作からちゃんと続いてて、それなりのケリがついていて良かったと思う。泣きそうになった。
MCUだと大体アホみたいに苦悩したり無駄なケンカしたりするけど、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは重苦しさよりも判りやすさ、テンポを重視してて観やすい。
表現もずっとストレートで、観終わった後に「ちゃんと終わった」って感じする。
まあその重苦しくない所が「銀河の運命は、彼らのノリに託された!」みたいな間抜けなコピーを生み出させてしまう原因なのかもしれないが…。
IMAX3Dで観たけど、なんかデプス領域(っていう言い方で合ってるかは知りませんが)が深くなった気がする。
字幕にピント合わせにくい所が結構あって、今までそんな3D映画観た事無かったのでそう思った。
故に本作は3Dおすすめ。