邦画味噌汁問題

そもそもクソな邦画はそりゃクソだし面白い邦画は面白いじゃん。

何で総じて「邦画はクソって言われてる」のが前提になってるのも判らないのだが、その人の周囲はそうなのだろうか。
英映画配給会社代表の言葉のみが余程胸に突き刺さるものだったのだろうか。

ところで邦画は平均的に言うとレベルが低いと言われてもしょうがないとは思っている。「設定とシナリオとテンポなんとかしろ」という感じだろうか。
CGI、ロケ地については予算の違いでしょうがないでいいと思うんだけど、他は予算のせいには出来ないだろう。

実際海外から日本に映画買い付けにきても
・恋人が病気か死亡映画
・最近の三池崇史や園子温みたいな粗製乱造予告編詐欺予算無駄使い映画
・配役にジャニーズブチこんでおけばいいや映画
・薄ふんわり恋愛映画
そういうの多くない?とか思われそうだけど。

しかし国内興行収入でいうとそんなどうでもいい映画がマッドマックスより稼ぐのか?みたいな。
という訳で邦画はレベルが低い(という風におれとその英国人が思っているであろう)映画でもビジネス的には国内で成功例に入っちゃうので、市場そのものの在り方もあるだろう。

まあとにかく味噌汁作ってる場合じゃない。ちょっとでも観客に訴求する映画を作ればいい。
予算が無いなら低予算でどう作るかが熱いんじゃないの?ターボキッドとかゾンビーバー観た?
それにしても予算が無いからどうにもならないんだ!であればその環境を変えるか、そもそも映画作りの準備が成立してないかだろう。
演技頑張る撮影頑張るはデフォだから矜持でもなんでもない。

味噌汁の人は「矜持」を間違っているので、多分「DENKI GROOVE THE MOVIE?」を観た方がいいと思う。
そこで語られる、電気グルーヴがこれまでやってきた事こそが「矜持」の元にある行動であると思う(ANNやメロン牧場とか、色んな悪ふざけも含めて)。

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