ローグ・ワン〜「新たなる希望」を生み出す力

ネタバレしかしてないですよ。

イップマンがとにかく強い。

キャラは正史と比べると薄いし無駄に多いので、最後まで感情移入しにくいが、端々に分かりやすいオマージュシーンがあり、作品としての熱量は高い。
但し、中盤までは金かけた同人っていう感じが拭えない。まあジェダイいない時期だからしょうがないんだけども、なんか借り物の世界観でやってるなあ〜みたいな。
終盤の艦隊戦が来て、ようやくSWが始まった感じを受けた。

ターキンとかレイア(あとレッドリーダーとかも)がCGI合成とは恐れ入ったよ。凄い。よく似た人探して来たなーって思ってた。
美術もEP4時のセンスをバッチリ入れててデストルーパーも意外と控えめで、EP4時の空気感を存分に出してくれている(但しカット割りは流石に今風)。

ローグワンが全滅するのは、EP4を尊重するなら止むなしだが、切ない。
終わり方がEP4に完全にシームレスなので、ここが最大の見所だろう。ただベイダーに補正が強い。

ライトセーバーとジェダイの存在感はやはり、バカに出来ない。それがあってこそのおれのSWである事を再認識した。

あと単純にSWはもうルーカスのものでは無くなってしまったんだなーと(やらせたらやらせたでEP123になっちゃうし)。
ガンダムみたいな、本家が久しぶりにやったGレコが「違う、そうじゃない」で、スピンオフしまくりな歩みを経るのだろうな。

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