さて。ネタバレしか書きません。
今作はEP7の「お前らの待っていたSWを届けるぜ!」と違って「お前らのSW感をディズニー的に転換するぜ!」としてて、それが丁度自分の気に入らない方向に入ってしまっていた。
今回は前作と比べときめきが少なく、不満が多い。
・喋らないと殺すぞ!っつって後ろからルークを殴るレイ、頭おかしい。
・沈んでるXウィングはそのままなのか。修業で持ち上げようぜ!
・ポーグ始め新規愛され(たい)キャラのプロモ感が無駄に高い。イウォークは越えられないというのに…。※EP9で活躍すればワンチャン
・カジノのシーン全ていらない。マジで蛇足。※テミリ(フォース感出した子供)がEP9で参戦すれば意味はある。
・カジノに続いてフィンに纏わる話が今回全ていらない。レイとの絡みもほぼ無し。そしてファズマがフィンに固執する理由が判らない。
・謎ギャグシーン、セリフがちょいちょい挟まるが、タイミングが基本全て悪い。無理に突っ込んだ感じがする。
・DJのキャラが至極薄い。もっとかますと思ってたけど、劣化ソロだった。
・スノークがクソ弱い。レンの強化描写は特に無かったので、そもそもスノークがザコだったという話になってしまう。
・そしてそのスノークに勝利したレンだが、更に大した修業もしてないレイに五分か少し負け。銀河を統べたい割にベイダーの様な圧倒感が無い。
・デス・スター並みの威力を誇るというなんとかキャノン?で反乱軍の基地を吹き飛ばせてない。デス・スターだと惑星オルデラン丸ごと破壊しますが…?
・ローズ始めアジア系キャストが多く見られたが、にしてもローズはちょっと違うんじゃねえかっていう。「インサイド・ヘッド」みたいな、謎のフォースが垣間見える。
・上映時間が冗長である。
と、不満はこれ以上もっとありますが。いい所。
・ルークがレイの渡したライトセーバーを捨てる所。
・ルークがファルコンに乗ってエンジンをかける(!)!
・レイアのフォースが至極強い事。
・ハイパードライブアタック(でも人力じゃなくても出来たんじゃねえのか…?)。
・ヨーダ描写(モーションをパペット寄りにしている・今やジェダイ・マスターのルークに対して「Young Skywalker」。
ここはマジで泣いてしまった。いつまで経っても弟子は弟子…。
・ルークが極まり過ぎて分身を作るまでになってた。これはアナキン超え。死に方は残念だった。リアル参戦して欲しかった。
・全ての古い価値観を捨てよという所で、「最後のジェダイ」がルークなのか、レイなのか、あるいはレン、フィン、もしくは反乱軍(ファースト・オーダーも?)全員なのか、そこの問いかけ感はいいと思う。劇中で具体的な説明無いし。
今作は色々収まりのいい様になっていて、良くも悪くもって感じ。
EP7みたいな「うるせえお前ら黙ってろ観とけボケ!」みたいなのが無くて、「これが今のSWなのだ楽しめ」という印象であった。
円盤は買うと思うけど、劇場リピートはいいかな…。関連フィギュアも多分買わない。
EP9でまた会いましょう。