ももクロ春の一大事2018 in 東近江市 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ〜 参戦

今後も恒例となる、地域活性を謳った地方興行、それも半端ではない地方、はっきり言ってしまえばインフラに乏しい場所での興行である。

去年の春一も交通の便が悪い所だったが、ちょっとバス使えばキャパデカいターミナル駅に行ける上に、自分は家族に車を出してもらえる範囲だったので、小雨の中での割に比較的楽だった。

さて今回、開催地を調べてみると…何も無い。何も無いのだ。公式が言う通り、ただの野っ原だ。これは試される土地…。

最寄り駅から歩く、近江八幡駅往復シャトルバスは西武ドームやエコパ開催時の帰路時駅詰まりを鑑み、無しと判断。
近隣に宿が少ないのも(当然だが…)諦めた要因の1つ。

ホテル付きツアープランはなんと晩飯が付いてない、どのホテルになるか未定、というギャンブル要素が強いツアーだった。それではどこで晩飯の確保をどうすればいいか計画出来ない、そもそもバスの時間がなかなかのタイトさ、という苦行印象あったので、これも残念だが見送り。

結果、京都往復プランに決定。バスの時間が1時間くらいで済むし、宿多いし飯も美味いし。結果正解だったと思う。

で、今回のライヴは、春なのに土日両日夏日灼熱予報だった。※そして後に天気予報は見事に裏切らなかった。
なので計画を練らねばならない。

だが!
僻地の暑さに関しては、我々にはエコパの経験がある!
僻地の野外オルスタに関しては、我々には去年の富士見市の経験がある!

…ので、ちゃんとしないと死ぬな…と思い、二日間をどう楽しみつつ生き抜くか、にシフトした。


必要な装備。正解だったものは以下。

昼夜の寒暖差を考慮し、なるべく軽い防寒具としてウィンドブレーカー。

何かを引っ掛けるものとして、カラビナ。後述するフリップスティックのカバーかけとくとか、サイリウム下げとくとか。

日焼け止め、サングラス。

長時間の立ちっぱなしでライヴ始まる前に脚が死ぬのを防ぐ為、かつなるべくスペースを取らない様、立ったまま座れる椅子としてフリップスティック。迷惑になりそうなら素早く仕舞えるのもポイント。

細かい荷物を地面に転がしてもいい様に、それらをぶちこむ大きめビニール袋。

そして当然だが水。

最後に冷凍されたスポーツドリンク。夏日の最強装備はやはりこれだった。
身体は冷やせる、水分補給が冷たい状態で可能、更には飲む度徐々に軽くなっていくという神アイテム。持っていかない意味が見出せない!
どこでも売ってるわけではないので、特に遠征時にはコンビニ回って確保先目処つけが非常に重要。
ちなみに身体冷やす目的でヒヤロン(殴ったら冷たくなる謎の袋)も持っていったのだが、短時間しか冷えないので、緊急用に一日あたり一個持ってく程度で良かった。
効果終わると微妙に重いただのゴミですし。

結果として、必要無かったものは…ヒヤロンの余剰くらいか。

今度夏に欲しいなと思ったのがもう女物でいいから日除け薄手ストール的なやつ。
タオル被ってると重いので…細いし。あとそもそも暑いっちゃ暑い。
あと追加のカラビナかボトルホルダーかな?

以上装備の話終わり。


初日。
早朝から東京出発、京都からのバス発車前に京都に到着し、ライヴに必要無い荷物をホテルに預け、コンビニで食料と水を買い、バスへ。
この日は乗車の段取りが非常に悪く、かなり待たされた。早速フリップスティックが役立つ事に。
昼飯はおにぎり1つ。これをバスが会場到着直前に食べる。
原則ここからライヴ終了まで一切食べない構えである。
水も最低限の量を入場待機前まで少しずつ飲み、限界までトイレに行っておき、以後入場待機時からライヴ終了までトイレに行かないで済む様、なるべく身体を空にしておく。ここはオルスタのポジションキープの為に辛いところであるが、止むを得ない。

ライヴ開始まで、自分の場合はギリギリまで何も口にしない(当然おすすめしない)。
前述した冷凍ペットボトルで身体を冷やして、熱中症を防ぐ形になる。
また極力迷惑にならない範囲でフリップスティックで足腰温存。今回、これは大きかった。

ライヴ開始の兆し、市長挨拶が来たところでテンション上げ&水分摂取開始。

この日「し」ブロック。サブステージが近いとこ取れたので、メインはあきらめてそちらに賭ける。
DNAスタート。まぁこの曲とコントラはちょっと扱いが大げさすぎる気がするが、出だしとしては良い…て2曲目から「BLAST!」!
最近の中で一番好きな曲なので、ついにの4人ver.、感動である。
そんなんで感動してたら自己紹介がまさかのサブステージで行われる。近ぇ!
その後もサブステージにちょくちょく回ってくれる感じで、実はかなりの勝利ブロックでは?と。
他、意外と新曲群のコールノリが良く、終始楽しい感じだった。
アンコール後ラスト、なんと「し」ブロック最後方に何気にステージが設置してあり、メンバー集結。またもや近ぇ!
このブロック、今回大勝利では…。

唯一ダメな点は、規制退場がラストだった事。まあ京都に戻るのが遅くなりました。
二日目もあるので、泥酔しない程度にとどめて早めに寝る。


二日目。
前日の知見を生かし、なんとかギリギリまで荷物を更に減らしてバスにイン。
この日はJTB側も改善してきて、非常にスムースに会場まで着いた。
逆に言うと会場での待ち時間が増える事になるのだが…、レア日陰をゲットしたのでひたすら体力を取っておく。

さて、この日は良番だったので運が良ければ夢の最前チャンスあるか?と思っていたが、それどころではない事が起こっていた。
「は」ブロック。入場前から一人、角を取って電話をしているしおり推しがいる。はい?目を疑った。
そのせいでポジションが特別悪くなった訳では無いが、気持ち悪い。しかも後から連れの女性を割り込ませていた。
なんだこれ?何の特別枠?運営公認なのか?と。1番取った人がかわいそうじゃん、と。
後に、単なる輩だというのが「た」ブロック1番にも関わらず同様の状況に出会った人のツィートやブログ、また後日のkwkmツィートで知る。
いや、そもそもブロック担当者は何やってんだよ。
オルスタで順番追い抜きは塊で案内してる以上存在するし、場所取りやリュック邪魔とかは想定してた。
だが今回のそれは…想像を超えるというか、そんな事する人間がいるとは、想像のしようが無い。

#momoclo付きでそれにまつわる事を発言してたら丁寧目のクソエアプ(曰く、その場で文句を言え、終わった事をネチネチうるさい)をいただいたが、こんなの直面してみろと。まず口ポカンですよ。
そもそも運営・警備の方の問題なのは明白だし、余程それを前述の「た」の人が直訴したり(自分も直接kwkmアカウントに意見送ったが)、ようやく運営が認識した訳で、知らんくせに何を…と、まあこの問題に関してはこの辺にしておく。

肝心のライヴは前日よりもよく見え、最前では無いにしろ眼前に陣取って歌ってくれたり、最高&最高だった。
セトリは前日と左程変わらず。BIONICCHERRYってもう二度とやらないのかな…。

この日何より驚いたのが、「ももクロは女性アイドルである」と、ほんの少しであるが、改めて押してきた所である。
では何をしたのか?ただジャケットを脱ぎ、ノースリーブ衣装に変わった…たったそれだけ。しかし、ここ数年では考えられないパフォーマンスだった。
年齢を重ね、それぞれが明らかに美人になってきているので、こういう方面も今は出来るんだぞという事なのかなー。
ももか推しの人は怒ると思うが、こういう事はももかは絶対に嫌がるだろうなので、ここまで封印していたのかもしれない。
いずれにせよ、一般のアイドルと比較すると他愛も無い、肩を出す、たったその程度が、とんでもない事なのである。知らない人には理解し難いと思いますが…。
先日同様メンバーを至近で無限fps&画素数つまりは肉眼確認。
なまーりんは今覚醒が極まっててマジ天使過ぎて、それでやべーと思って言う通りにれにさん見たらやっぱ神だし、ていうかみんな神だった。

ライヴ終了後のバス案内も実にスムース。前日の反省を全体で生かしている感じで、毎回ももクロの二日間デカいやつは、二日目に必ず改善されるのが凄い。
次もしまた野外オルスタやるなら、今回みたいなブッ飛んだ輩は退場でお願いしますよ。


しかし、今回は二日通して、相当の気合いが無いと東近江市の観光をする時間・手段など、到底見つからなかった。
市の名前はこれで知れたかもしれないけど、金が落ちたかどうかは…微妙でしょう。
地元の人が喜んでたならいいけどね…。

ともあれ無事倒れる事も無く、満足して京都戻って、安心して泥酔しました。

参加したファン各々、お疲れ様でした!次は東京ドームで会いましょう!
誰か23日同行させてください!(外れた人