村上隆のスーパーフラット・コレクションに行ってきた。
ちなみにおれは芸術的な何かは勉強してないし詳しくない。
内容は目つきの悪い女子キャラでおなじみの奈良美智の、小さい部屋を丸ごと再現したのとか魯山人の超高そうな器が色々とか唐突にアニス(ボーグマンね)のソフビやボーメのラムとか鬼娘が出てきたり(アニスもボーメかな?不明)、寺田克也の絵があったり一部判りやすいものがあるけど、やはりそんなもので終わる筈は無く「ただ真っ黒い絵(?)」「ただ線が引いてある絵(?)」など、おれ的にはこれ金出して買うの?みたいなのがやはり多数である。
※会場は展示風景は撮影OK(お構いなしに直撮影してるやつもいたけど)
どこかの発言力のある誰かがこれは凄い!とか言い出して、それが勝手に凄いものになって、それが勝手に考察されて、それに勝手に価値が生まれて、それを生み出す人が凄い!に至って、その人がこれをやっているから凄い!このお値段!みたいなのが一般人には意味不明なやつに高値が付く過程だと勝手に思っている。
「見る目」ってのは単にそれが何かグッとくるっていう以外にそういった「情報を食う」っていうのも入って初めて完成するのだろう。
一番良かったのは、中心にオブジェが置いてあって、周囲にイーゼルと椅子が配置してあるコーナーがあって、そこで来場者が自由にオブジェをデッサンしたものが壁に貼られていくっていうのが趣旨のスペースがあったんだけど、小さい女の子がお構いなしにスヌーピー描いてて、これぞアートと思った。