数年前に書いてた事の加筆再編的な。その割にとりとめはありません。我ながら文章の出来がヤバい。
自分にとって電気グルーヴとは。
どっちかっていうと音楽的じゃなくてANNとメロン牧場的に好きな方。
以下あえて略称を「電グル」とします。理由は懐かしいから。
一番最初に電気グルーヴを知ったのはTMNの「RHYTHM RED BEAT BLACK」について確か小室哲哉がラジオで語ってる時、「面白い奴らがいるんだよ」って紹介してた時(プチゲストでスタジオにいた様な…?)。
※元々FANKS(ももクロでいうとこのモノノフ)を軽くやっていたのです。
その後電グルANNを聴き、アルバムを聴き、あまりの頭の悪さ、勢い、カッコ良さ、そして面白さにショックを受ける。
「一般的な流行りの邦楽」を今思えば子供の頃からバカにしてて(夜にテレビを観せてもらえなかったコンプレックスからかもしれない)、TMと一部の邦楽からユーロビートに流れてHM/HRばっかり聴いてた頃、突然変異みたいな感じで自分の人生に現れた存在だった。
お笑い第三世代とかと同じ波で(実際に”ダウンタウンの…”に出たりしてた)、丁度おれもその頃重度の思春期暗黒時代だったので、それらに大いに影響された(つもりだった)。
自分にとって当時電グルはサブカルの全知全能神で、アンダーグラウンドをポップに扱える価値観にショックを受け、一部傾倒していく程であった。
実際にラジオで流れる曲、またはその属性に即したPop Will Eat Itself、EMF、Jesus Jones、etc(なんかもっとあった気がするけど忘れた)…を出来る限り入手して聴いていた。
初めて行ったライヴはKARATEKAが出る前後らへんの時期だった気がする。出てなかったかもしれない。昔過ぎて覚えてない。ラジオで告知してたので、翌日学校の電話からチケット取ったのは覚えている。
当時ライヴ中の全裸パフォーマンスも話題になってたけど、自分が行った時は全裸にならなかった。別にそれ目的で行った訳でもないけど損した気分にはちょっとなってた。
しかしライヴ用のアレンジが凄くカッコよくて、アルバムそのままの正確さを求める所が多大にあるメタルのライヴとアプローチが全然違うんだなーこれが「ライヴ」か!って感動してた。確か。
TM(主にネットワークの方 Nになってからはあんま知らん)もアレンジバリバリだったけどもっとぶっ壊すみたいな、そこまでやるんだ…みたいな。
その後アルバムツアーかな?ライヴ1~2回くらい行って、ORANGEの頃の武道館で一旦終わり。
一旦終わった理由はざっくり2つ、陰キャ脳ならではのやつで…メジャーな存在になってしまった事(Shangri-Laのヒットがイヤだった)、「VOXXX」でああ、自分はこの音楽はこれ以上楽しめないと思ってしまった事。
なんだかんだで完全インスト曲ってあんまり好きになれなくて、その中で珍しく好きなのってケミカルブラザーズのSTAR GUITARくらい(なんで好きなのかは正直謎)。
※ちなみに自分の人生に影響を与えた神ことMANIC STREET PREACHERSの一番好きな所もボーカルであるジェイムズの声なので、自分は楽曲よりもボーカル至上主義なのかもしれない。
ここまでなんとなく時系列が怪しい気もしますが、出会い~そして一時別れまで大体の流れはこんな感じ。
その後超間を置いて、2015年のLIQUIDROOM 11th ANNIVERSARYに行った。オルスタ疲れるからイヤなんだけど、でも楽しかった。
ライヴ用のアレンジはやっぱり凄いかっこよくて、卓球も歌ってくれたし、いいライヴだった。
これが、一番最後に行った電グルのライヴ。もう4年前になるのだな。
その後ライヴ終わりに告知されてた「DENKI GROOVE THE MOVIE?」を観て、「塗糞祭」観てカッコいいなやっぱライヴの電グルは…ていう感じでした。
実は30周年、ウルトラのツアーもちょっと迷ってたんだけど、Zeppの音の悪さにはマジで閉口してるので、そっち側で敬遠してました。
電グルが音出す場所じゃねえだろうみたいな。
で、結局ずっと追ってたのは電グルの音楽面じゃない方、メロン牧場方面だけ。
ラジオの会話をそのまま持ってきたような(というか電グルのコラムは大体みんなそうだけど)、はたからキチガイの生態を観るのが楽しいというか。
勿論素で関わるなんてまっぴらごめんです。向こうはプロのキチガイだから…。
上記通りCDも全部持ってる訳じゃないし、これ以上あんまり深く語れる事は無い。
昔ラジオで、最近はコラムなどで、世の「面白いと思う対象」を散々いじってぶっ飛ばして来た電グルだけど、平成の終わりに瀧がコカイン使用容疑で逮捕という、遥か予想の上を行くなんともダサい事になってしまった。
それじゃあプロのキチガイじゃないじゃん、そうじゃないだろ?みたいな悲しみ、残念無念さ、そしてダサさ。殺し屋1の垣原がイチにガッカリした時みたいなやつ。
いずれ戻ってくると思うけど、その時にどう筋を通して卓球が瀧をいじって笑わせてくれるのか、とりあえず待っておこうと思います。
あと電グルの円盤は出荷停止・回収を受けて中古がバカみたいなプレ値になってるけど、今焦って買わなくてもそのうちまた出荷されるから大丈夫でしょう。
「DENKI GROOVE THE MOVIE?」が5万とか調子乗り過ぎ…。